ダイエットと骨粗鬆症

きれいになろうとダイエットしたのに、ダイエットが原因で、「身体を壊した」では、何の意味もありません。
ダイエットしなくっちゃ!と思っている人には是非知っていただきたい。
骨粗しょう症のお話です。

 

骨折してなくても、骨が折れやすい状態に陥っているなら骨粗鬆症 です。
現在日本には1000万人以上の患者がいると言われています。
その大部分を占めているのが閉経後の女性です。

閉経後の女性・・・女性ホルモンが関係しているだろうと想像がつきますね。。。

骨は常に「壊して作って」の作業を繰り返し、生まれ変わっているんです。
(*1 骨の新陳代謝)

骨を壊す破骨細胞。骨を作る骨芽細胞
女性ホルモンのエストロゲンには
破骨細胞の働きを抑える働き骨芽細胞を活発にする働きがあります。

閉経後の女性は女性ホルモンが減少し骨を壊す働きの方が強くなってしまうため骨粗鬆症になりやすいのです。

簡単に言うと、
骨が新しく作られる速度より、壊されていく速度が早いので、脆くなってしまうのです。

*1 骨の新陳代謝とは、
破骨細胞が古い骨を壊し(骨吸収)発芽細胞が新しい骨を作る(骨形成)これが骨の新陳代謝。

若い女性にも増えている骨粗鬆症!その原因はダイエット

過激なダイエットが骨粗鬆症を招く原因の一つ

 

☆食事の量を極端に減らす。
☆特定の食べ物だけを食べ続ける。
このような食事(食べ方)は、骨の形成に必要な栄養素であるカルシウム・ビタミンD・タンパク質が不足して骨粗鬆症を招きます。

単に「体重が減ればきれいになれる」わけではありません。
タレントさんやモデルさんは細くて美しい。
「私も細くなって、きれいになりたい!」とあこがれだけで身体を壊してしまうダイエットに走っていませんか?

肥満度をあらわすBMI数値で、低体重(やせ)の判定になったら、骨粗鬆症リスクが高まります。

BMI数値 算出法

体重[kg]÷(身長[m]×身長[m])=BMI(肥満度の指標)

低体重(やせ)18.5未満
普通体重 18.5以上25未満
肥満 25以上

ダイエットが骨粗鬆症を引き起こす理由とは?

過度のダイエットが骨粗鬆症を引き起こす3つの理由

女性ホルモン(エストロゲン)の分泌低下

急激に痩せたら、「生理が止まった」という話は、聞いたことがあると思います。
急激にやせると卵巣の働きが低下して、エストロゲンの分泌も減って、
(一次的に)閉経後の女性と同じ状態になってしまうのです。
そのため、バランスが崩れてしまい骨吸収が盛んになり骨形成が追いつかない状態 になる。
結果、骨量が低下してしまうのです。

エストロゲンは大部分が卵巣から分泌されています。
エストロゲンの分泌を促す物質は、脂肪細胞で作られるのですが、
ダイエットして脂肪細胞が小さく減ってくると、ますます骨粗鬆症の発症リスクが高まってしまいます。

体重の減少=骨の強度低下

骨にはに自らを強くするメカニズムがあります。
骨形成には適度な負荷がかかると、その負荷に負けないよう強くなります。
骨形成に必要な負荷は、体重によっても変化する。
身体が重い人にはその体重を支えるための強度が必要です。
その人の体重がダイエットによって減れば、骨の強度も低下すると思われます。

食事制限ダイエット(特定の食べ物を食べる)は、低栄養状態に陥る

特定の食物だけを摂るような食事制限をするダイエットでは、エネルギーや栄養が不足します。
低栄養状態では、骨の形成に必要なカルシウムやビタミンDが不足して、骨粗鬆症を発症のリスクが高まります。

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